魔法の言葉「交代・交代」

毎日暑くてかないませんが、そんな中暑さに負けずにおしゃべりをしようということになり、久しぶりに友人とランチをすることになりました。
みんな汗を拭きながら集合場所の駅前にやってきて、予約をしてくれていた友人について行きました。
お店に入っておしぼりをもらうと、その冷たさが心地よくて男性がついつい顔や首筋を拭いてしまうのが分かるという感じ。
そのお店はお豆腐料理の専門ということで、コース料理を予約するとお部屋に案内してくれます。
自分たちだけの空間なので他のお客さんに遠慮がなくて、女性同士でのおしゃべりには最適です。
ゆっくりと過ごすことができました。
そのおしゃべりの中でおもしろい話がありました。
集まった中に運転できる人とできない人がいるのですが、運転できる人は駐車場に停める時に気になることがあるそうです。
それは駐車場所についてで、出入り口に近いところに設置されている車椅子マークのスペース。
そこには障害がある人などだけが優先的に駐車できるはずなのに、ズルで健常者が駐車しているような感じがするときがあるのだとか。
確かめることもできなくて、いつも割り切れない気持ちだったそうです。
そんな時に良い魔法の言葉を教えてもらったという話でした。
それはその怪しい自動車に向かって「交代・交代」と心の中で呟くのだそうです。
すると、もしその自動車の運転手がズルで駐車している健常者だとしたら、すでに障害を持っている人と立ち場が入れ替わるという魔法なのだとか。
つまり障害のある人は障害が治って健常者になり、ズルで駐車している健常者がその代わりに障害者になるということだそうです。
その魔法の言葉を知ってから、高速道路のパーキングやスーパーの駐車場で怪しい車や運転手を見かけてもイラっとする気持ちが無くなったとか。
暑い中イラっとするのは体に良くないので、魔法の言葉でズルい人と交代で障害が解消される人が本当にいたらきっと嬉しいだろうなと思ったりしました。